こんにちは!
声楽・ヴォイストレーニング担当講師の唐沢萌加です♪
突然ですが、皆さんはレッスンの時は録音をしていますか?
「レッスンの時に言われたことを忘れないように」
「もう一度落ち着いて自分の声を聴きなおしたい」
など、いろいろな理由から録音をしている人は
結構多いように思います(^^)
最近はヴォイスレコーダーも手に入りやすく、
スマートフォンの録音機能は高性能になってきているので、
手軽に録音ができますね!
録音しようという心掛けは勉強熱心で本当に素晴らしく、
生徒さんがしていると嬉しくなります💓
でも、もう一歩踏み込んで、
録画にしてみませんか??
私がレッスンを録画することを勧めるのには
2つの理由があります!
1つは、録音では「音」に集中してしまいすぎるからです
演奏の際、出てくる「音」というのは何よりも大事なものです
ですが、音だけ上手くいった時の真似をしようとすると
上手くいかない時があります
例えば、しっかり身体を使って出た大きな声と
声帯周りの筋肉を過剰に使って出た大きな声では、
録音にすると大差はないかもしれません
ですが、後者は長い時間歌っていると喉が痛くなったり
広いホールで歌うと声が届かなかったりします
レッスンでは前者の方法で歌えていても
お家で練習するときに後者の方法で歌っているかもしれません
「音」自体は近いので、知らないうちに
間違った方法を練習することになりかねません
もう1つは、「身体の形=使われている筋肉の見取り図」だからです
正しく歌えているかどうかは、
身体の形にとても表れます
息を吸うときに首の筋が出ていないか
歌う間にだんだん胸が下がってきていないか
口の形は適切かどうか
これらは録画したビデオを見れば一目瞭然です!
出てきた声は結果であり、
たくさんの筋肉の動きが声を作る原因なのです
良い声を出すためには、見るべきは原因だと思います✨
自分の歌っている姿を見るのは
少し恥ずかしいですが…笑
上達のためにはレッスンの録画をオススメします!